コロナ禍での社労士実務指定講習とは?【社会保険労務士試験勉強中の方必見!】

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社会保険労務士

皆さんは社労士試験を検討していたり、勉強されている中で試験に受かった後にはどのような社労士登録する手順があるのか、事務指定講習とはなにかと疑問に思ったことはないでしょうか?
非常に時間も費用も掛かる社労士試験をやっとパスして、いざ登録しようとなった際の時間や費用については気にかかる部分かと思います。

私も皆さんと同様に社労士登録をするにあたって

・社労士試験合格後の登録方法はどのようにするのだろうか
・どのくらいの時間がかかるのだろうか
・どのくらいの費用がかかるのだろうか

といった悩みがわいてくるかと思います。
私自身も社労士試験を検討している中で非常に気にして調べた経験があります。

この記事では、私が2022年3月から受講中の社労士登録に必要な事務指定講習について、教材も届き、2022年7月に修了しましたので、内容を含めてご紹介します。

こちらの記事を読んでいただくことで、こんなことがわかります。

・社労士に登録する方法・費用について
・コロナ禍での事務指定講習のスケジュール・内容について
・事務指定講習の到着教材のご紹介

結論としましては、試験合格後に社労士に登録するために必要な資格は下記どちらか2点、

・「2年以上の労働社会保険諸法令に関する実務経験」があること
・「事務指定講習」を履修すること

社労士になる為の講習・登録・入会費用については

事務指定講習を受ける場合:77,000円
登録する為の免許税 +手数料:60,000円
入会金・年会費は社労士会によって異なり、東京の社労士会の場合
入会金:開業登録50,000円、勤務登録30,000円
年会費:開業登録96,000円、勤務登録42,000円

2022年の事務指定講習スケジュールについては

2022/11/12~12/2:申込期間
2022/2/1~5/31:通信教育
2022/7/15~9/15のeラーニングまたは10/25~28面接指導

となっております。事務指定講習の内容や到着教材含めてそれぞれ説明していきます。

私が社労士試験に完全独学で受験費用込み激安4万円・500時間の勉強時間で1発合格した勉強法はこちらで記事にしておりますので、ぜひご覧ください。

それでは解説していきます。

社労士に登録する方法・費用について

社労士に登録するには全国社会保険労務士連合会HPにてこのように説明されております。

社労士の登録申請について

【登録・入会】

 社労士の資格を有する者が社労士になるには、全国社会保険労務士会連合会(以下「連合会」という。)に備える社労士名簿に登録を受けなければなりません(社労士法第14条の2第1項)。登録には、社労士試験に合格していることに加え、2年以上の労働社会保険諸法令に関する実務経験が必要です。実務経験が2年に満たない場合は、連合会が実施する事務指定講習の修了がこれと同等以上の経験を有するものと認められています。 また、社労士は、登録を受けたときに、当然、都道府県の社会保険労務士会の会員となることになっています。入会するのは、開業する事務所、もしくは勤務先事業所の所在地または居住地の住所の区域に設立されている都道府県の社会保険労務士会となります(社労士法第25条の29第1項)。

https://www.shakaihokenroumushi.jp/qualification/tabid/223/Default.aspx / 全国社会保険労務士連合会HP

このように登録できる資格として社労士試験合格後に

・「2年以上の労働社会保険諸法令に関する実務経験」があること
・「事務指定講習」を履修すること

どちらかを満たす必要がございます。

そしてその費用について、実務経験では会社にその証明をしてもらう為の書類を作成して頂くだけですが、私のように労働社会保険諸法令に関する実務経験に仕事で従事していない方は事務指定講習を履修する必要があります。

事務指定講習を受ける場合:77,000円

私は2022年にこの事務指定講習を受けることにしました。

登録基準を満たして社労士登録する際には登録費用・入会費用として

登録免許税 +手数料 60,000円
入会金・年会費は社労士会によって異なり、東京の社労士会の場合
入会金:開業登録50,000円、勤務登録30,000円
年会費:開業登録96,000円、勤務登録42,000円

となっております。

現時点では私は社労士登録するつもりはなく、なぜわざわざ事務指定講習を受けるのかという理由として、

・現在の会社員からいつでも社労士キャリアを展開できる準備の為
・eラーニングが導入され、講習が受けやすい時期であること
・自己啓発で会社から一部補助が出ること

が理由となりますので、今年は1つの目標として事務指定講習を受けるという目標を定めて申し込みをしました。

コロナ禍での事務指定講習の内容について

私が事務指定講習を受ける理由の1つとして、コロナ禍ならでのeラーニング講習で受講できることでした。

〇従前の事務指定講習:通信指導課程+面接指導課程
〇コロナ禍での事務指定講習:通信指導課程+eラーニング講習又は面接指導課程

従前の事務指定講習では必ず面接指導課程が課されており、こちらが連続4日間の平日スケジュールを取られるため、一般の会社員ではなかなか休暇を取るには厳しい状況がありました。

コロナ禍になってからはeラーニング講習が導入され、講習科目8科目について、2か月間の一定期間の間でe ラーニング講習(1科目3時間)も認められており、非常に受講しやすい環境となっております。

通信指導課程について、初めてざっと内容を確認しましたが、事業開始から廃業迄の適用編、出産や事故等による給付編の事例がそれぞれあげられており、その課題として26事例に対して、各申請書類をテキストや様式集を見ながら計60枚書き上げるという内容でした。

全て手書きでの課題提出だった為、非常にボリュームがありましたが、一気通貫で対応した結果、7日間で15時間の隙間時間を捻出して課題をやり切ることができました。

7月15日から始まったeラーニング講習について実際に受講したところ、上記の通り講習科目8科目について、約30分の動画が各科目6つずつ、3時間×8科目の計24時間分が視聴設定されており、必ず視聴しないといけないもので、視聴終わりに出てくる閲覧完了報告ボタンを押して研修完了となるシステムとなっておりました。また研修資料もpdfでダウンロードできるようになっており、通信教育で使ったテキストと合わせて研修を自分自身で進める形となっておりました。動画を視聴し終わったあとには各科目でテストがあり、そのテストを実施しないと修了にはなりません

最終的に8科目分全て動画視聴とテストが終わったら下記の修了証をダウンロードすることができました!

事務指定講習の送付物(教材一式)のご紹介

ここからは2022/1/27に到着した送付物(教材一式)をご紹介致します。

第41回労働社会保険諸法令関係事務指定講習の受講について

通信指導課程について・通信教育課程Q&A・届出書類一覧表

事務指定講習テキスト・課題書・様式集・様式記載例(4冊)

提出用・返信用封筒・ラベル

社会保険労務ハンドブック

社会保険労務六法

社会保険労務士手帳2022

どれも社労士試験に合格しなければ、なかなか手にすることのない経験のものばかりで、なかなかきちんと読む機会が作れないかもしれませんが、今後お世話になるかもしれないと置いておきます。

まとめ

結論としましては、試験合格後に社労士に登録するために必要な資格は下記どちらか2点、

・「2年以上の労働社会保険諸法令に関する実務経験」があること
・「事務指定講習」を履修すること

登録費用については

事務指定講習を受ける場合:77,000円
登録免許税 +手数料 60,000円
入会金・年会費は社労士会によって異なり、東京の社労士会の場合
入会金:開業登録50,000円、勤務登録30,000円
年会費:開業登録96,000円、勤務登録42,000円

コロナ禍2022年の事務指定講習スケジュールについては

2022/11/12~12/2:申込期間
2022/2/1~5/31:通信教育
2022/7/15~9/15のeラーニングまたは10/25~28面接指導

となっており、内容につきまして説明させていただきました。ぜひ社労士試験を検討していたり、勉強されている方に少しでも参考になれば幸いでございます。

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また社労士試験にチャレンジ検討中の方や勉強中の方へに、私が半年独学で社労士合格を勝ち取ったテキスト・問題集について記事にしておりますので、是非参考にしていただければ幸いです。

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最後にこれから試験を受けられる方にはぜひ合格を勝ち取って頂き、これらの事務指定講習の詳細を知りながら、モチベーションをあげて勉強に励んで頂いたり、試験後に準備を進めたい方の一助になれば幸いでございます。

この記事を書いた人

30代都内在住のメーカー会社員。全くのゼロ知識から完全独学で2019年に社会保険労務士を1発合格、さらに2020年にも中小企業診断士を1発ストレート合格と2年連続で難関資格取得ができました。皆さんが社会保険労務士試験や中小企業診断士試験に合格できるように、効率的に完全独学で合格したノウハウを共有して、合格の一助となれば幸いでございます。

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