【簿記2級】ネット試験当日体験談のご紹介!解答戦略や対策、注意点について

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日商簿記2級

皆さんは日商簿記2級試験において慣れないネット試験で当日どのように望めばよいか悩んだことはないでしょうか?

初めて日商簿記試験、さらに初めてのネット試験を受けられる方は不安になる方も多いかと思います。

日商簿記2級試験について独学で勉強している方は

・ネット試験特有の対策はあるのだろうか
・試験日当日はどのようなスケジュールとなるのだろうか
・実際に問題に取り掛かる際の戦略はあるのだろうか

といった悩みがあるかと思います。

私も資格試験ではペーパーテストしか経験したことが無い中、初めて簿記2級試験をネット試験で受ける際に非常に悩んで調べた経験があります。

この記事では日商簿記2級試験に独学1発合格できた私が試験当日に向けた対策や試験日当日の具体的なスケジュールと体験談をご紹介致します。

こちらの記事を読んで頂くことで、こんなことがわかります。

・日商簿記2級試験ネット試験対策方法
・日商簿記2級試験の取り掛かる順番戦略について
・日商簿記2級試験当日の体験談と注意点

結論としましては、
ネット試験対策方法については

・実際にPCで解答について操作感を少なくとも1回は経験すること

取り掛かる順番戦略については

・簡単で時間のかからない問題から先に!

具体的な体験談については注意点とともに記事にて紹介させて頂きます。

なお、受験費用込み1万円・100時間で独学1発合格できた勉強法についてはこちらで紹介させて頂いております。

それでは解説していきます。

日商簿記2級試験ネット試験対策方法

独学で勉強を進めていく内に、私が独学した方法が全て問題集の本とノートだった為、試験日直前までPCで試験を受けるイメージが全く沸いておりませんでした。

当日1発勝負でPCに向き合いながら、簿記ネット試験本番ではA4用紙3枚と貸与されるボールペンでしか試験を受けることができないとわかり、いきなりネット試験に向き合う自信のなかった私は、予めYoutubeでどのような感じでテストを受けるのかを動画で見て、さらに1度だけ自宅で本番環境と同様の状態を作り、試験を受けてみて対策しました。

具体的にはまずこちらの動画を参考にして紙の試験とどのように違うのか事前に確認しました。

日商簿記ネット試験の解き方や操作方法を解説します

その上で、私が問題集として利用していた本試験問題集に付属でついているネット試験対策の問題でA4の白紙3枚とボールペンを準備時間を計ってPCにて試験を受けてみました。

やはり解答用紙での解答とかなり勝手が違うことがわかり、必ず一度は受けて自分にはどのようにして用紙を使うのがいいのかやマウス・キーボードのポジションを含めてどのような回答方法のが良いかを実際に経験した上で検討する必要があると実感致しました。

A4用紙3枚については裏表使えるという事で、大問1問につき1ページ使うイメージで戦略を立ててました。この辺は個人での使い方によって戦略が分かれるかもしれません。

日商簿記2級試験の取り掛かる問題の順番戦略について

次に試験本番での解答する問題の順番の重要性について、試験日当日の戦略として私なりの考えを説明致します。
日商簿記2級試験では合格点が70点に到達するかどうかが合否を決めております。
その上で、戦略として重要なことは
簡単で短時間で解ける問題は先に!です。

1度でも日商簿記2級試験を試験時間90分で計測して解いたことがある方ならわかるかと思いますが、90分は思っている以上に短いです。
効率よく得点を伸ばす為には優先度として、

①簡単で時間のかからない問題
②簡単で時間がかかる問題
➂難しくて時間のかからない問題
④難しくで時間のかかる問題

この順番で解いていくことが必要となります!
また簡単か難しいか、時間がかかるかかからないかはもちろん問題によって個人差がでてきます。
さらに勉強すればするほど、全ての問題が簡単になっていきますが、どれだけ勉強しても難問が出ることもあります。

試験勉強をしていく中で大問ごとに得手不得手が自分でもわかると思いますし、大問の中でも例えば第2問で株主資本等変動計算書が簡単で、連結会計が難しいなど当日の出題運によっても戦略を変える必要が出てくるかと思います。

具体的に私の戦略ケースでいいますと、ベースの解答順は問題を大きく6個に分け、

①第1問(商業簿記の仕訳問題)
②第2問(連結会計・株主資本等変動計算書等)
➂第4問1問目(工業簿記の仕訳問題)
④第4問2問目(総合原価計算・個別原価計算等)
➄第5問(CVP分析・標準原価計算等)
⑥第3問(財務諸表・精算表の作成等)

の順番で解くとあらかじめ決めておき、第2問で連結会計が来たらあとにしようとか、第4問2問目が時間がかかりそうであればあとにしようとか、当日の問題の内容を見て効率よく得点する為に順番を入れ替えてました。

どちらにせよ効率よく得点する優先度は簡単・時間のかからない問題を先に!ということになります。
時間のかかる問題は後からじっくり、しっかり計算したうえで、最低でも部分点を狙う、あるいは難しくて迷った問題は正答をひねり出して、最低合格点を狙っていくのが常套手段となります。
簡単で理解している問題なのに時間が無くて得点できないことは一番もったいない事態となる為、その事を防止することが重要になります。

これは社労士試験でも診断士試験でも同じことが言えるため、資格試験の基本的な考え方になるかと思います。

試験当日の体験談・注意点

ネット試験については朝から夕方まで空いている時間は自由に決めることができる為、私の場合は子供の昼寝の時間を狙って14時30分の試験にしましたが、自分の都合の良い時間で全く問題ございません。今回ご紹介する体験談は14時30分試験開始での試験日当日のスケジュールと体験談を紹介致します。

朝5時頃:起床・勉強

早朝に1時間程度最終確認の苦手問題の総復習。

13時頃:出発・最寄駅到着

絶対必要な持ち物としては身分証明書(氏名、生年月日、顔写真のいずれも証明できるもの)電卓(計算機能のみのもの)になっており、特に身分証明書についてはないと受験することができません。筆記具は会場にてボールペンが準備されてます。
試験会場最寄り駅の日暮里駅へ電車移動し、13時過ぎに到着、駅改札直ぐのカフェで1時間ほどYoutubeで連結会計・本支店会計の最終確認してました。

14時頃:最終確認終了・試験会場到着

設定試験時間30分前頃にカフェを出て試験会場へ到着。
会場内のトイレへ行った後に試験時間の開始30分前に会場受付に到着。
30分前であれば試験開始可能という事で早速身分証明書を提示して受付開始。
会場に入ってすぐに受付する場所があり、受付するとその部屋のロッカーに案内され、電卓を除く全ての荷物を入れるように指示がありました。
プチ情報として私はその際に鼻炎だった為、ポケットティッシュを持ち込もうとしたが持ち込み不可で、ロッカーのところに会場備え付けの箱ティッシュがあり、そこから何枚か取って持ち込むことは可能との説明があり、約8枚ほどティッシュペーパーをそこから取って電卓と裸のティッシュ約8枚を持ち込むこととなります。

14時過ぎ:本試験PCへ着席

受付する部屋とPCがある試験部屋は分かれており、試験部屋のドアを入ると既に試験を受験されている方がいるので、その方々を横目に案内された指定された席へ着席。
小声で席での注意事項の案内があり、PCで開始ボタンを押したら試験開始となる旨の説明ありました。
席について初めてボールペンを触れた為、きちんとボールペンのインクが全て出るのか、A4の白紙の裏表がきちんと使える状態になっているかを確認する必要があります。
試験は自分のタイミングで開始することができるので、必ず試験開始ボタンを押す前に、自分の一番解答しやすいA4用紙・ボールペン・キーボード・マウスの位置を決め、深呼吸をして臨みましょう

14時過ぎ:本試験開始

PCをクリックして解答を開始、最初に一通り1問目から5問目迄目を通します。
願望としては2問目に株主資本等変動計算書、5問目にCVP分析が来てくれたら、私にとって簡単なのでうれしかったのですが、その願望は打ち砕かれ、がっつりと2問目は連結会計、5問目は標準原価計算となっておりました。
思わずため息をしてしまいましたが、その時点で回答の順番を
第1問→第4問→第5問→第2問→第3問
と決めて問題に取り掛かります。
(前述のとおり、優先度として簡単・時間のかからない問題を先に!の考え方で)
座席の両側にパテーションがあってもコロナ対策でマスク着用が徹底されており、何度か息苦しくて鼻を出してしまっていた時があり、見回っている部屋にいる試験官より着用指示が小声であった為、結構厳しくマスクについては着用指示があるものと思われます。
第1問と第4問の仕訳問題で1問ずつ、不安ない問題やわからない問題があった為、後から見直せるように計算しているA4用紙に☆印をつけて暫定回答して進めていきます。
第5問でも初めて見る論点があり、あとで再確認するために☆印を付けて後回しにして進めました
じっくりと第2問の連結会計、第3問の損益計算書を時間を使えるだけ使って解いていき、全て解答が終わった段階で20分ほど時間が残った為、☆印の第1問、第4問、第5問の後から見直す問題を残った時間でひねり出せるものはひねり出して最終提出解答に仕上げていきます。
PCで途中で試験終了することもできましたが、私は時間いっぱいまで考えて解答しており、試験終了となりました。
試験終了のクリックをするとすぐにPCの画面に得点と合否が表示されることになります。

15時30分過ぎ:試験終了・退出

この時は非常に緊張の一瞬でしたが、無事に82点で合格できたことがその試験していたPCの前ですぐわかり、まずは合格できてよかったと、非常にほっとしたのを覚えております。

その画面を印刷するボタンがあり、その印刷をすると受付で印刷用紙を頂くことができるので、必ず印刷ボタンを押してPC机から退出するようにしましょう。

会場から静かに退出して、受付にて印刷した紙を差し出され、名前に間違いが無いか確認があるので、確認して受取ってロッカーから荷物を出して退出となります。

私は日暮里駅で早速合格用紙を印刷してツイッターで報告しておりました。

この体験談が少しでも皆さんの参考になって合格を勝ち取って頂ければ幸いでございます。

まとめ

改めて結論としまして、ネット試験対策方法については

・実際にPCで解答について操作感を少なくとも1回は経験すること

取り掛かる順番戦略については

・簡単で時間のかからない問題から先に!

となります。
具体的な体験談についても注意点とともに記事にて紹介させて頂きました。

私が受験料込み100時間で独学1発合格できた具体的な勉強法はこちらで紹介しておりますが、

私の利用した問題集について試し読みや購入してみてもらって、どのような内容でどのような問題が出るのかを感じて頂きたいと思います。

私がスタディングを含めて複数検討した通信教育講座についてはこちらの記事にまとめております。

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最後にこれはあくまで私の成功パターンの一例にすぎませんが、これから独学に挑戦される方々や既に試験にチャレンジしており、こんなやり方じゃないよという方に対して、なにか一つでも参考になって合格を勝ち取って頂ければうれしい限りです。

この記事を書いた人
ゆづすけ

30代都内在住のメーカー会社員。全くのゼロ知識から完全独学で2019年に社会保険労務士を1発合格、さらに2020年にも中小企業診断士を1発ストレート合格と2年連続で難関資格取得ができました。皆さんが社会保険労務士試験や中小企業診断士試験に合格できるように、効率的に完全独学で合格したノウハウを共有して、合格の一助となれば幸いでございます。

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