【簿記2級完全独学1発合格】超アウトプット重視高速回転勉強法の具体的手順

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日商簿記2級

皆さんは独学でできるだけ最小限の勉強時間で日商簿記2級試験に合格したいと思ってませんか?

多くの方は私も含めて働きながらや子育て、学生の場合は講義等で忙しく、非常に時間の無い中で費用や勉強時間を捻出する必要があると思います。

日商簿記2級試験について独学で挑戦を決めたり、勉強している方は

・このままの勉強の仕方で大丈夫だろうか
・いまいちモチベーションがあがらない
・どのような方法で学習を進めていけばいいのだろうか

といった悩みがあるかと思います。

私も独学で勉強を進める中で何度も壁にぶつかり、非常に悩んで暗中模索の中で試行錯誤しながら勉強を進めてました。

実はそんな中で私が実践して100時間1発で合格した勉強法として

超アウトプット重視高速回転勉強法

と勝手に名付けたものがあります!

この記事では、通常簿記3級取得者で300時間程度の勉強が必要な日商簿記2級試験を、勉強が得意ではなく、さらに非常に苦手意識のあった簿記に対して3級レベルの私が独学で100時間の勉強時間で1発合格できた超アウトプット重視高速回転勉強法の具体的な手順をご紹介致します。

こちらの記事を読んで頂くことで、こんなことがわかります。

・日商簿記2級試験を100時間1発合格できた超アウトプット重視高速回転勉強法の具体的手順

結論としましては、私が利用した「合格するための本試験問題集」に対して、その問題集さえ完璧に理解しとければよいという意識で、問題集しかやらない勢いでひたすら繰り返し問題を覚えるくらいまで解く!ということをやっておりました。私が1発合格まで実践した具体的な手順をこの記事でご紹介致します。

それでは解説していきます。

日商簿記2級試験での超アウトプット重視高速回転勉強法の具体的手順

まず簡単に超アウトプット重視高速回転勉強法についてご説明すると、大げさではなくインプット1:アウトプット9くらいの比率で、問題集さえ完璧に理解しとければよいという意識で、問題集しかやらない勢いでひたすら繰り返し問題を覚えるくらいまで解く!という勉強法となります。

本記事では私が合格できた具体的な勉強手順を紹介致します。

①忘却曲線を意識して簿記3級・簿記2級本試験問題集を毎日解きまくる

まず勉強するにあたって必要なものとしては

・問題集 (私の場合では本試験問題集)
・ノート (私の場合ではキャンパスノート)
・電卓  (私の場合ではカシオのJS-20WK)

こちら3点を使っていきます。

今回手順を説明するにあたって問題集は私が実際に使った「合格するための本試験問題集」で説明していきます。

例えば2級の本試験問題集については、本試験と同じように商業簿記で大問が3問、工業簿記で大問が2問の計5問となっており、その試験が12回分載っております。これらの問題を順番に毎日繰り返し解答しまくる戦法となっており、例えば

よくわかる簿記シリーズ 合格するための本試験問題集 日商簿記2級 2022年SS対策 春夏対策 [新試験完全対応(ネット試験・統一試験)]TAC出版

こちらの問題を解く際には、最初はわからなければ該当範囲の解答を見ながら確認・解答していきます。すぐに理解できないところや記載がすぐ見つからないようであれば、問題の解説を見て理解できる部分だけでよいので、可能な限りすぐに次の問題へ行きます

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解答した後に、ノートの1行目に私の場合、1-1(第1回の第1問を書きやすくしたもの)と記載し、その横に〇か×、もしくは空白日数の数字をつける作業をしておりました。下記は実際に使っていたノートの一部です。(字が汚いのはご愛嬌ということで。。。)

そして一目見ただけでは、わけわからない記号と数字の羅列ですが、私がやっていたルールとして

〇:何も見ずに論点を把握して回答ができた場合
×:解説やその他インプット動画を見ての解答、知識や理解が不十分と自覚した場合

としており、例えば初めて解答する問題は大体はテキストを見ると思いますので×と書き、次々と同様に解答を進めていきます。
そして、翌日にはまた同じ問題を解き直しして、その問題について論点が記憶できており、何も見ずに正解できれば〇と書きます。できていなければもちろん×です。
毎日この繰り返しを行って最終的には2問連続○、2日開けてから○、5日開けてから○、とした場合にこの問題は記憶に定着したと認識することにして、途中で1回でも途中で間違えたら最初からやり直しするルールで勉強を進めておりました。
ですので、上記ノートを見ればわかりますが、記載としては
○○12○12345○
と続けば、その問題はクリアとなり、途中で×が付けば最初からやり直しでやってました。
これは私がどのような勉強法が記憶定着に有効で、毎日モチベーション高く続けられるだろうかと検討した際に、エビングハウスの忘却曲線を意識してやってみた勉強法がこちらとなります。

Wikipediaの忘却曲線参照

こちらがそのグラフになりますが、経過時間ごとの節約率を表しているとされています。
記憶の忘却を表す曲線ですが、誤解を恐れず超簡単に説明すると、時間を空けつつ復習すればするほど記憶が定着するというものです。この考え方を利用して、アウトプットを効率的に定着させるスタイルとして実行していたものとなります。
確かに全く何もわからない1回転目は苦痛で仕方がないですが、回転数を増加させていくことでだんだん軽減されます。

私は平均で約5回転、わかりにくい問題は10回転以上まわしてここはひたすら繰り返し解いてました。特にやり始めの時は慣れない勉強をすることの苦痛であったり、時間を捻出するのが大変ですが、最初の3回転を乗り切ることが重要になります。
また、こちらのメリットの1つに毎日解かなければならないという、継続モチベーションになりうることが挙げられます。
超アウトプット重視高速回転勉強法のメリットについては、こちらの記事にまとめてますので、気になる方は是非ご覧下さい。

②理解しにくい・不正解が多い問題を洗い出して、重点的に解く

私の場合はきちんと簿記3級の勉強をしていないこともあり、簿記3級の本試験問題集→簿記2級の本試験問題集の順で解いておりました。

直ぐに理解できる問題についてはサクサクとクリアして、解答を見ても理解しにくい問題についてはYouTubeで、私の場合でよく検索していた例えば「簿記2級 本支店会計」等と検索すれば、簿記の場合は特にわかりやすくて人気のふくしままさゆき先生の動画がヒットするかと思いますので、2倍速で再生してインプットして、理解しにくい問題をすぐアウトプットできるように理解を進めておりました

現在はふくしまさんの動画では「連結会計」部分はメンバー有料動画のようです。対策としてメンバーになるか、CPAラーニングが無料会員登録で講義が受けられますので、参考にしてください。

あくまでベースは「問題集の問題を理解して解けるようにすること」を重点に置き、どうせまた何回もやるので、ある程度分かったら次々と問題をこなしていくという意識でやっておりました。

そうしていく内に、はっきりと苦手な問題が洗い出され、どうしても理解しにくい問題や不正解となってしまう問題が出てきます。それをさらに回転させて、少しでも怪しいと思ったいわゆる苦手問題をピックアップしましょう。

既に何回も解いた問題だけに、さすがに理解ができていて、論点を覚えきってもうやらなくてもいい問題も出てきますので、それ以外の問題をピックアップして潰しこみを行います。

③想定模擬試験を実施して、自分の実力を把握しながら回転させる

例えば簿記2級の本試験問題集の場合は全12回あり、本番同様の大問5問(商業3問、工業2問)の問題構成となっている為、いわゆる模擬試験としても使える問題集ともなっておりました。
ですので中盤の第6回からを初めて解くときには、一定の試験時間を確保して本番想定で時間を計って模擬試験のように解いて、得点をカウントしながら解いておりました。
最初の第6回では初見で自己採点約5割となっておりましたが、回を重ねるにつれて、初見でも安定的に8割程度取れている状況となった為、できる問題・できない問題を把握して数値化することで毎日勉強した分だけ正解できるモチベーション維持に効果的であったと実感しております。

④試験日までに問題集の問題であれば全て理解できるレベルにする

後半の問題については前述の模擬試験と扱いながらも、最終的に全12回分の全ての問題に対して、不明点・疑問点をクリアして、いつでも全て正解できるレベルまで持って行くことを目標に追い込みをかけていきます。不安な問題に対しては時間がかかりますが繰り返し問題を解いて潰しこみをして、どこでミスしやすいかや、見逃しやすい論点についても意識して、全ての問題に対して理解を深めて正解できるようにしておりました。

意識的にはこの問題集さえやり切れば合格できるというモチベーションで理解を進めて、完成まで持って行くことで最短合格への道を開いていくことができました。

番外編①スタディプラスで時間を記録

ここからは勉強法の一部、モチベーション管理の一種として簿記2級の勉強に当たって、番外編として2つ紹介させて頂きます。

番外編の1つ目にスタディプラスというスマホアプリで勉強時間を記録しておりました。
資格勉強している方には有名で広まっているかと思いますが、私がもともと中小企業診断士を独学で勉強していた際に、スタディプラスでの時間記録はおすすめという情報を知り、始めていたものとなります。
スタディプラスで時間を記録については、勉強終了後にどの問題集をどのくらい勉強したかを非常に簡単に記録することのできるアプリです。

学習総合サイト Studyplus(スタディプラス)
Studyplus(スタディプラス)は学習する人が集まる総合プラットフォームです。あなたもStudyplusを使って学習内容を可視化しませんか?学習管理の他にも勉強に役立つ情報が満載です。

始めたきっかけの中小企業診断士で、例えば1次試験は7科目ありますが、科目ごとの勉強時間を詳しく記録することもでき、非常に便利なアプリでした。
簿記の勉強でも3級の勉強をこのくらい、2級の勉強をこのくらい、週に何時間勉強できた等、すぐに下記の画像のように把握することができます。

また、同じ資格試験を勉強している仲間をフォローすることでお互いに何時間毎日勉強しているかを公開することで高めあうこともできます
試験日当日にお互いにエールを送りあったり、合格したときにはお祝いのコメントも頂いて非常に心温まるアプリでモチベーション維持に貢献しておりました。

番外編②タイムラプスで勉強姿を撮影してツイッターに投稿

ツイッターで資格試験の情報収集をしている中で、勉強姿をタイムラプスで撮影して公開している方がいて、単純にスタディプラスで勉強時間を記録するだけではなく、実際に勉強している姿を動画で残して公開することでモチベーション維持に貢献できるかもと真似してやってみたのがきっかけでした。

初めてやってみたのがこちらで、正しくはタイムラプスという聞きなじみのない言葉だった為、当初はタイムプラスと言葉を間違えておりました。

そして勝手に名付けた超アウトプット高速回転勉強法とつなげて「#超アウトプット重視高速回転タイムラプス勉強法」とハッシュタグをつけて毎日投稿できるように頑張ることができたので、このようにSNSを使って勉強仲間をフォローしながら高めあって、モチベーション維持できる方は非常に有効な勉強ツールになるのではないかと思い、紹介させて頂きます。

私が1発完全独学で合格した社労士試験・中小企業診断士試験・簿記試験について発信しておりますので、よろしければツイッターのフォローをお願い致します。

まとめ

結論としまして、私が 1発合格まで実践した具体的な手順について、実際に利用したの「本試験問題集」を参考に、その問題集さえ完璧に理解しとければよいという意識で、問題集しかやらない勢いでひたすら繰り返し問題を覚えるくらいまで解く!という具体的な手順をこの記事でご紹介致しました。

少しでもこの勉強法を試してみたいと思った方は、問題集を試し読みや購入をしてどのような内容でどのような問題が出るのかを感じて頂きたいと思います。

勉強を始めようか迷っている方、独学を決めた方、独学やり始めの方、独学か通信か迷っている方に、まずは全ての方にスタディングの無料お試し登録をおすすめしております。

理由としてはこのようなスケジュール構築や試験の全体像の把握や教育講座での勉強の進め方について把握する為、すぐにお試し講義を受講可能で且つ効率的な勉強法と学習ツール機能を試すことができ、ライバルがどのように勉強しているのかも含めて、非常に参考になる為です。私も結果として独学を選択しましたが、これらは非常に参考になりましたので、まだ何もできてない方は第1歩として是非簡単30秒の無料登録で行動しましょう!

私がスタディングを含めて複数検討した通信教育講座についてはこちらの記事にまとめております。

最後にこれはあくまで私の成功パターンの一例にすぎませんが、これから独学に挑戦される方々や既に試験にチャレンジしており、こんなやり方じゃないよという方に対して、なにか一つでも参考になって合格を勝ち取って頂ければうれしい限りです。

この記事を書いた人
ゆづすけ

30代都内在住のメーカー会社員。全くのゼロ知識から完全独学で2019年に社会保険労務士を1発合格、さらに2020年にも中小企業診断士を1発ストレート合格と2年連続で難関資格取得ができました。皆さんが社会保険労務士試験や中小企業診断士試験に合格できるように、効率的に完全独学で合格したノウハウを共有して、合格の一助となれば幸いでございます。

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コメント

  1. こぺぞー より:

    こんにちは、連結会計はどうされてましたか?
    同じ参考書を購入して始めて見ましたが、最初の第2問対策で連結会計がでてきて
    チンプンカンプンです。
    しかし、ふくしまさんの動画では連結会計はメンバー有料動画なので・・

    • ゆづすけ ゆづすけ より:

      こぺぞーさん
      コメントありがとうございます。
      古い情報のままとなっており誠に恐縮ですが、私のときには無料でした。
      これからのオススメの勉強法としては、連結会計は一番最後のヤマとして取り掛かることとし、他の習熟から上げていってから、最後の連結会計では、cpaラーニングが無料会員登録で講義が受けられますので、代わりに見てみては如何でしょうか。
      近いうちにブログ内容につきましては情報更新させて頂きます。
      ご連絡ありがとうございます。

  2. y より:

    コメント失礼致します。
    問題を解いた後ノートに○○12○12345○と書くとの事でしたが,ゆづすけ様は休日どのくらいの範囲まで問題を解かれていたのでしょうか?
    (例 第○回第1問〜第○回第○問まで)
    参考までに差し支えなければ教えて下さい。

    • ゆづすけ ゆづすけ より:

      yさん
      コメントありがとうございます。
      久しぶりにスタディプラスを見ると、簿記2級に関しては平日休日関係なく朝の1~2時間ほどの勉強時間でした。
      覚えている範囲では第3問の決算は時間がかかっていた記憶があり、大体1日朝の1~2時間の3週目くらい目安として第1問から第3問とか、第3問から第5問、調子のいいときは第1問から第5問迄の通しでやっていたりしていた記憶がありますが、基本的にはあまり目標を決めずに1日1日できるところまでやろうといった意識でやっていたかと思います。
      また第3問は時間がかかることを想定してあえて飛ばして後にする等の対策をしてアウトプットしていた状況があると記憶してます。(休日でもっと時間が確保できる際には一気にやる等)
      何か一つでも参考にしていただければ幸いです。

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