皆さんは独学でできるだけ安価かつ最小限の勉強時間で診断士試験に合格したいと思ってませんか?
診断士受験生の多くは私も含めて普通に働きながら勉強する為、非常に時間の無い中、費用や勉強時間を捻出する必要があると思います。
独学で中小企業診断士試験の1次試験を勉強中の方や、1次試験の合格が決まった方は
・2次試験を短期間の勉強で合格できるテキストや問題集はどれだろうか
・正答の無い2次試験勉強のモチベーションが続きやすいものはどれだろうか
といっようなお悩みがわいてくるかと思います。
私も2次試験の独学するにあたって、テキスト・問題集選びに関しては非常に悩んだ経験があります。
この記事では、通常は何年も1000時間以上勉強が必要な診断士試験を、勉強が得意ではなかった私が1年750時間の非常に短期間の勉強時間で1発ストレート合格できたテキスト・問題集を紹介するともに、数多ある種類のテキスト・問題集から選んだ理由をご紹介します。
この記事を読むとこんなことがわかります。
2次試験のテキスト・問題集を選定した基準について
結論としまして私が2次試験で1発合格できたテキスト・問題集はこちらです。
- ふぞろいな合格答案(同友館)
- TBC受験研究会2次対策テキスト(早稲田出版)
- 事例Ⅳ合格点突破 計算問題集(同友館)
それでは解説していきます。
2次試験のテキスト・問題集について
独学をするにあたって、本やブログ等を参考にした際に、おすすめの2次試験の勉強教材の選択肢として下記があがってきました。
・最速合格のための第2次試験過去問題集
・2次試験合格者の頭の中にあった全知識・全ノウハウ
・事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&ノウハウ
・TBC受験研究会2次対策テキスト
・事例Ⅳ合格点突破 計算問題集
・意思決定会計講義ノート
中小企業診断士の2次試験を独学するにあたって、非常に多岐にわたるテキストや勉強方法が存在しており、私も非常にどのように学習を進めてよいかわかりませんでしたが、実際に本屋にも足を運んだ上で、内容を吟味した結果、私が2次試験の独学で選択したのがふぞろいな合格答案(同友館)・TBC受験研究会2次対策テキスト(早稲田出版)・事例Ⅳ合格点突破 計算問題集(同友館)でした。
理由としては下記となります。
ふぞろいな合格答案(同友館)
・各事例の過去問に対してどのような考え方で解けばよいかわかること
・アウトプット重視で過去問を解くことをベースに考えたこと
まず2次試験受験者が必ずと言っていいくらいに入手しなければならないのが、このふぞろいな合格答案です。
こちらは正答がわからない2次試験において、過去の受験者の情報を収集して、回答の中のキーワード毎に想定得点を出している名著となります。
結局何が良いのかというと、2次試験の勉強で過去問を解いた後に自分の回答があっているのかどうかもわからなければ、勉強も進められないですが、この本を使えば曲がりなりにも点数化ができるという事です。
私の実践していた超アウトプット重視高速勉強法でも必ず点数をはじき出して、過去の自分より成長できているか否かがモチベーションの種となっていました。
また、ふぞろいでは各事例の各問題に対してどのような考え方をしたらよかったのかの解説もわかりやすく説明されており、非常に有益な情報源となっていましたので、必ず最低過去10年分、少なくとも過去5年分は押さえておきたいテキストとなります。
TBC受験研究会2次対策テキスト(早稲田出版)
・2次試験に必要な1次試験の知識を最小限で学ぶことができること
こちらはふぞろいな合格答案を購入した後に早速過去問に取り組んでみましたが、初めての筆記試験という事もあって、全く回答文章を書き込めなかった挫折がきっかけでした。
過去問をやる前に、そもそも最初の部分でどのように2次試験を攻略したらよいのか、どのような1次試験の知識が最低限必要なのかが書かれていたテキストで、最初の過去問を解いてすぐに行き詰った際に、1次試験でもお世話になっていたYouTube解説動画を出していた早稲田出版の2次試験の動画を見たことがきっかけでした。
2次試験の各事例ごとの攻略方法の基礎を学べたとともに、最低限の1次試験の知識をまとめた「抽象化ブロックシート」というテキスト内の教材が非常に役に立ち、他の知識本と比べてもページ数が少ない為、1次試験の復習・インプットで時間をあまりとられないと考えて、こちらを購入して、過去問と並行しながら学習しました。
事例Ⅳ合格点突破 計算問題集(同友館)
・事例Ⅳの問題集の中でまだ理解が進みそうであったこと
・スケジュール管理が容易にできたこと
事例Ⅳだけは2次試験で勉強すればするほど結果が出る科目であり、これに特化した試験対策が非常に重要です。
独学で事例Ⅳに対応するのが難しい中で対策本をそれぞれ見比べてみましたが、その一部を読んでみたら宇宙の果てまで飛んでいきそうな難しい問題もある中で、まだこちら問題集は理解が進みそうな問題集であったことや30日分と問題数を区切ってあり、スケジュール管理が容易であったことが決め手となり、こちらの本を購入しました。
実際にテキスト・問題集を利用した感想
私の場合、2次試験の勉強順序としては、事例Ⅳを最初に取り掛かってました。1次試験勉強中に財務会計の勉強にもなると思い、事例Ⅳ合格点突破 計算問題集を最初に2,3周して、目論見通り、非常にスケジュール管理面でとっつきやすく、また理解も進み取り組みやすい問題集でした。事例Ⅳについてはこの 事例Ⅳ合格点突破 計算問題集と過去問をこなせば、大抵の人が解かなければならない問題はこなせるのではと思いました。(逆にこれでもできない問題は、他の人もできないという割り切りもあります)
また1次試験終了後は、早速過去問で挫折した経験の後に、TBC受験研究会2次対策テキストを入手して、それに沿って基本的な2次試験の解き方を学べましたが、私的にはこのテキストの解法でどっぷり2次試験に対応するというよりかは、こういう考え方もあるのだな、というテキストの内容を参考にするような形で、2次筆記試験の学び始めのとっかかりにすることができたのが非常に良かったと考えております。
そして私の2次試験のメインの勉強法として、ひたすらにふぞろいな合格答案と抽象化ブロックシートを使って過去問を3桁事例以上回し続けて、続々と点数をつけながら、必要な1次試験の知識も覚える形で勉強を進めてました。
ふぞろいな合格答案でひたすら点数をつけ続けて、もちろん問題や回答を覚えてしまう部分もあるので点数が上がるのは当たり前ですが、点数があることで成長を感じてモチベーションを維持したまま、勉強を継続できることが一番の効果があったことなのではないかと思います。
具体的な2次試験の学習法についてはこちらでまとめました。
まとめ
結論としまして私が独学で2次試験で1発合格できたテキスト・問題集はこちらです。
- ふぞろいな合格答案(同友館)
- TBC受験研究会2次対策テキスト(早稲田出版)
- 事例Ⅳ合格点突破 計算問題集(同友館)
これらのテキスト・問題集は勉強方法や利用法は違えど、おそらく独学者ではわりと王道のパターンかと思います。
まずは初学者の方は、ふぞろいな合格答案や2次対策テキストを試し読み、購入をしてみてもらって、どのような内容でどのような問題が出るのかを感じてみて頂きたいと思います。
また1次試験は独学で行けたけど、2次試験はやはり不安だと思われる方は、非常に安価に2次試験の通信教育もできる時代です!
2次試験については特に独学の難易度は年々上がっている状況で独学が非常に不安と考える方はぜひ安価なこちらのクレアールの講座がオススメです!
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理由としてはこのようなスケジュール構築や試験の全体像の把握や教育講座での勉強の進め方について把握する為、すぐにお試し講義を受講可能で且つ効率的な勉強法と学習ツール機能を試すことができ、ライバルがどのように勉強しているのかも含めて、非常に参考になる為です。私も結果として独学を選択しましたが、これらは非常に参考になりましたので、まだ何もできてない方は第1歩として是非簡単30秒の無料登録で行動しましょう!
最後にこのテキスト・問題集の選定はあくまで私の一例にすぎませんが、これから独学に挑戦される方々や既に試験にチャレンジしている方に対して、何か一つでも参考になって合格を勝ち取って頂ければ嬉しい限りです。
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