皆さんは中小企業診断士試験を受け終わった際に、通常では知ることのできない2次筆記試験の得点を知りたい思ったことは無いでしょうか。
私自身、中小企業診断士試験に合格する姿を思い浮かべながら、必死に勉強した2次筆記試験の結果を最速で確認したいと思って調べていたことがあります。
中小企業診断士試験が終わった方や勉強中の方は
・情報開示請求は知っているけどどのように申請すればよいだろうか
などといった疑問がわいてくるかと思います。
この記事では私が令和2年度(2020年度)の合格発表日翌日に中小企業診断士の1次試験、2次筆記試験含めた詳細な得点結果がわかるようになる、「情報開示請求」の方法と注意点についてわかりやすく画像を含めてご紹介します。
こちらの記事を読んでいただくことで、こんなことがわかります。
・中小企業診断士試験の情報開示請求の方法
・中小企業診断士試験の情報開示請求の注意点
情報開示請求方法の結論としまして、請求年度の口述試験合格発表日から下記の4点を中小企業診断協会に郵送で請求を行います。
②本人確認書類のコピー
➂住民票の写し(開示請求前30日以内のもの)
④返信用封筒・切手
一部では記入例等を画像含めて申請方法につき、紹介させて頂きます。
中小企業診断士試験の情報開示請求の概要
詳細につきましてはこちらの中小企業診断協会の公式HPの試験に関するよくある質問(FAQ)であるURLで、
スクロールして一番下部の部分でこのような質問があります。
このWordかPDFのリンクをクリックして頂くと、内容を確認することができます。
皆さんは基本的にはこちらの中小企業診断協会で掲載されている方法に基づいて申請をお願い致します。この記事では2021年12月時点のその内容につき、簡単に紹介させて頂きます。
簡単に概要について確認してみますと、
・受験番号
・受験した科目ごとの得点
・受験した科目ごとのランク(第2次試験の筆記試験のみに限る)
提出すべき書類
①保有個人情報開示請求申請書
②本人確認書類のコピー
➂住民票の写し(開示請求前30日以内のもの)
④返信用封筒(404円切手を貼ったもの)
この提出すべき書類4点を原則簡易書留で、中小企業診断協会へ郵送する内容となります。
そうすると、中小企業診断協会からこのような書類が届くこととなります。
この「個人情報の保護に関する法律28条第1項の規定に基づく保有個人情報の開示請求に対する回答」という文章が申請の約1か月後に到着することで、自分の得点を確認することができました。
中小企業診断士試験の情報開示請求の方法
①保有個人情報開示請求申請書
まず私が実際に申請した申請書がこちらとなります。
こちら2枚をワードで入力・印刷して、念の為、シャチハタでは無い朱肉の印鑑の押印、さらに下部の3つのチェックボックスを手書きで確認・チェックして作成します。全て手書きでもおそらく問題ないと思います。また、試験区分を第1次試験と第2次試験を2つ丸しても問題なかったようですが、私は念の為、別々で書類を作成しておりました。
複数年度の請求の場合はそれぞれ書類が必ず必要になってくるようです。
②本人確認書類のコピー
下記のいづれか一つの複写物の添付と記載があります。
・運転免許証(住所変更をしている場合は、裏面も必ずコピーしてください。)
「個人情報の保護に関する法律」第28条第1項の規定に基づく中小企業診断士試験にかかる保有個人情報の開示請求の申請手続きについて/一般社団法人 中小企業診断協会
・個人番号(マイナンバー)カード(個人番号不要ですので、個人番号の記載がない表面のみコピーしてください。個人番号通知カードでは代用できません。)
・旅券(パスポート)
・外国人登録証明書
・健康保険被保険者証(住所が記載されている面も必ずコピーしてください。コピー後に、被保険者記号・番号を復元できないようにペンなどで黒く塗りつぶしてください。)
健康保険証には黒く塗りつぶすなど、少し面倒な部分があった為、私は運転免許証で対応しましたが、大体の方は運転免許証かマイナンバーカードで対応すればよいと思います。
➂住民票の写し(開示請求前30日以内のもの)
こちらの説明記載内容としては、
開示請求申請の前30日以内に作成され、申請書記載の氏名及び住所が記載されているもの。地方自治体から発行された原本に限り、複写物(コピー)による提出は認められません。なお、申請書本人のみが記載されているものであり、個人番号(マイナンバー)や住民票コードの記載のないものに限り、これ以外のものは認められません。
「個人情報の保護に関する法律」第28条第1項の規定に基づく中小企業診断士試験にかかる保有個人情報の開示請求の申請手続きについて/一般社団法人 中小企業診断協会
こちらも説明には結構面倒くさい制限がかけられておりますが、結論としましては口述試験合格結果発表日に申請する場合、その1週間前くらいにマイナンバーを持っている方はコンビニで「本人のみ」の「記載事項すべて無し」で発行するのが一番楽かと思います。
マイナンバーが無い方は、役所等でその旨の発行をして頂くとよいかと思います。
④返信用封筒(404円切手を貼ったもの)
結論としまして、A3版三つ折が入る大きさの「長型3号・洋長型3号」(120×235)の封筒を準備して頂き、1つの封筒に404円切手を貼って、自分の住所を宛先として書いて、返信用封筒を準備します。
上記4点を簡易書留で郵送する必要がある為、宛先を
東京都中央区銀座1-14-11 銀松ビル5階
一般社団法人 中小企業診断協会 試験業務課
こちらに原則簡易書留郵便による郵送となっております。
中小企業診断士試験の情報開示請求の注意点
当該年度の得点がわかる申請可能開始日として第2次筆記試験合格発表日ではなく、あくまで第2次試験の合格発表日である請求年度の口述試験合格結果発表日からとなります。
例として令和3年度の結果が欲しいといった場合でいいますと、口述試験合格結果発表日の令和4年2月2日が申請できる日となります。(Twitter情報では着日指定で実施できている方もいるようです)
それより前に郵送してしまうと、ブログ等での受験者経験談として得た情報で正式にはアナウンスされておりませんが中小企業診断協会で一旦受け取りして、ルールを守っていないという事で、後回しとなってしまうようです。
通常の開示請求では約1か月程度で届くはずが、早まった申請をしてしまうと2~3ヵ月後になってしまう可能性があるということです。逆に遅くほしいといった方はあまりおられないと思いますので、ルール通りに申請できるようにお気を付けください。
まとめ
情報開示請求方法の結論としまして、請求年度の口述試験合格発表日から下記の4点を中小企業診断協会に郵送で請求を行います。
②本人確認書類のコピー
➂住民票の写し(開示請求前30日以内のもの)
④返信用封筒・切手
これらの申請書類準備方法につきまして、紹介させて頂きました。
試験を受けられる方・受けた方にはぜひ情報開示して、自分の努力の結果を具体的な点数としてゲットして頂くべく、参考になれば幸いでございます。
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